テレビ放映権の問題におけるストライキは中止となった。 [写真]=Getty Images
スペインサッカー連盟(RFEF)は14日、スペインサッカー選手協会(AFE)とともに実施する予定だったストライキを中止し、今まで通りの日程で残りの試合を行うと、公式サイトで声明を発表した。
スペイン政府は4月30日に国内サッカーリーグの放映権の販売、分配における新ルールを承認。それに対しRFEFとAFEが反発する形で16日からストライキを実施すると、6日に発表していた。
RFEFは14日、ストライキの中止について次のように声明を発表している。
「14日に裁判所から下された命令を踏まえて、スペインサッカー連盟は、2015年5月6日に合意された措置(ストライキ)を解除し、本来予定されていた通りの日程と時間で試合は行われます」
これにより、開催が危ぶまれていた17日と23日のリーガ第37節と最終節、30日のコパ・デル・レイ決勝は予定通り行われることが決定。第37節は、勝利すればリーガ制覇が決まる首位のバルセロナが、アウェーでアトレティコ・マドリードと対戦。それを追う2位のレアル・マドリードは、エスパニョールとのアウェー戦に臨む。