レアル・カスティージャを指揮するジダン氏 [写真]=Getty Images
レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)の助監督を務める元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が、UEFA(欧州サッカー連盟)プロライセンスを獲得したと、自身の公式インスタグラムで8日に報告している。
UEFAプロライセンスは、ヨーロッパでのコーチングライセンスのうち、最高位のもので、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグでのクラブの指揮も可能となる。
ジダン氏は以前、カスティージャでライセンスを持っていないにも関わらず、監督のように従事したことが問題となり、3カ月の活動禁止処分を言い渡されたこともあった。この時は、レアル・マドリードの上訴が、スポーツ仲裁裁判所(TAD)に受け入れられ、RFEF(スペインサッカー協会)も処分を撤回し、事なきを得ていた。
ジダン氏はインスタグラムで、「UEFAプロライセンスを取得できたことをとても誇りに思う。ミッション完了だ」と報告。これからは正式に各リーグのトップチームでの指揮が可能となり、問題なく監督業を続けることができるようになった。