レアルが獲得を目指すアラバ [写真]=Bongarts/Getty Images
スペイン紙『エル・コンフィデンシアル』によると、レアル・マドリードが来シーズンに向けた補強としてバイエルンのオーストリア代表DFダヴィド・アラバの獲得を狙っているとのことだ。
レアル・マドリードは現在、マンチェスター・Uへの移籍が有力視され、チェルシーからの興味も伝えられているポルトガル代表DFファビオ・コエントランのシーズン後の退団が確実と見られており、代わりとなる左SBを探している。
同ポジションでレギュラーを務めるブラジル代表DFマルセロとの兼ね合いを考え、若手選手にターゲットを絞っているレアル・マドリードは、当初はバレンシアのU-21スペイン代表DFホセ・ルイス・ガヤの獲得を目指していた。しかし、ここに来てガヤはバレンシアとの契約を2020年6月末まで延長したことから、レアル・マドリードはアラバに白羽の矢を立てると共に方向転換を図った模様だ。同紙によると、レアル・マドリードは、バイエルンから加入したドイツ代表MFトニ・クロースを介して、元チームメイトのアラバを勧誘しているという。
とはいえ、バイエルンはアラバの移籍金として5000万ユーロ(約67億0000万円)以上を要求すると見られている一方、レアル・マドリードは4000万ユーロ(約53億6000万円)以下に抑える意向だという。それゆえ、仮にアラバが移籍に乗り気になったとしても、レアル・マドリードはバイエルンとの厳しい交渉をまとめ上げなければならないだろう。