スアレス(右)を称賛したアンリ氏(左) [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンに3-1で先勝した15日のチャンピオンズリーグ準々決勝ファーストレグで、試合の主役を演じたバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレス。鮮やかな個人技からの2ゴールが世界中で何度もリプレイされる中、バルセロナでかつてプレーした元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏からも称賛の声が届いた。
昨年12月に現役を引退したアンリ氏は、コメンテーターを務める専門チャンネル『スカイスポーツ』のフットボール番組内で、スアレスのストライカーとしての類稀な能力に感嘆の声を上げた。
「ルイス・スアレスはプレーを見たくなるストライカーだ。彼はDFラインの裏のスペースを突くことも、前線で体を張ってボールをキープすることもできる。そのうえ、常に戦う準備ができているのが素晴らしい」
アンリ氏はさらに、これまでCFに泣かされ続けてきたバルセロナにとって、スアレスが待ちに待った選手であるとの見解を示した。
「バルサは長い間待ち続けてきた本物の9番をついに手にした。鋭い突破と強靭なフィジカルにより相手を手玉にとって決めた1点目、的確なワンツーと冷静な個人技から決めた2点目と、パリSG戦では彼の能力が如何なく発揮された」