カタール行きが噂されるシャビ(中央) [写真]=FC Barcelona via Getty Images
カタールのアル・サッドが、バルセロナに所属する元スペイン代表MFシャビに対し、7年の契約を提示していることが明らかになった。16日付のスペイン紙『マルカ』が報じている。
以前からシャビへの強い関心を示すアル・サッドが、現在35歳の同選手に対し7年という長期契約を提示していることが判明。しかしこのオファーは、選手として3年プレーした後、残りの4年間はその知名度を生かしてクラブのアンバサダーを務めてもらいたいという内容である模様。
また、カタールは国としてもヨーロッパのスター獲得を目指しており、ゆくゆくは現在バイエルンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督にカタール代表チームを指揮してもらいたいと考えているようだ。そして、仮にこれが実現しなかった場合は、グアルディオラ監督の愛弟子でもあるシャビに、代表チームを指揮してもらおうと画策しているようだ。
シャビとアル・サッドとの関係は以前から徐々に強まっており、今シーズン終了後にバルセロナからカタールへ向かうことは既定路線のようにも思われる。しかし、同紙はまだアル・サッドとの契約は確定的なものではないとして、わずかながらにMLS(メジャー・リーグ・サッカー)へ移籍する可能性もあると予想している。