グラナダ戦でフル出場したレアルGKカシージャス [写真]=Real Madrid via Getty Images
レアル・マドリードに所属するスペイン代表GKイケル・カシージャスが、5日に行われたリーガ・エスパニョーラ第29節のグラナダ戦で、シュートが直撃した少年にユニフォームをプレゼントしていた。イギリス紙『デイリーメール』が同日に報じている。
レアル・マドリードのホームであるサンティアゴ・ベルナベウで行われた同試合の前半、グラナダの選手が放ったシュートは枠を大きく外し観客席まで飛ぶと、観戦していた少年にボールが直撃。それを見たカシージャスは、ゴールを守りながら、少年の座る位置をメディカルチームや警備員に指示していた。メディカルチームの検査を受けた少年は幸いけがはなかったという。
その後、前半が終了し選手たちがロッカールームへ向かう中、カシージャスは着ていたユニフォームを脱ぎ、ボールが直撃した少年にプレゼントしていた。
試合は、ウェールズ代表MFガレス・ベイルのゴールで先制したレアル・マドリードが、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの5ゴールやフランス代表FWカリム・ベンゼマの2ゴールなどで9-1の大勝を収めている。