2020年まで契約を延長し、会見を行ったシメオネ監督(左) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
アトレティコ・マドリードは24日、ディエゴ・シメオネ監督との契約を2020年まで延長したことを発表した。
現在44歳のシメオネ監督は現役時代、アトレティコ・マドリードやインテル、ラツィオなどで活躍。アルゼンチン代表としてもアメリカ、フランス、日韓と3度のワールドカップを経験するなどした。2006年に現役を引退すると、古巣のラシン・クラブで指導者キャリアを同時にスタート。アルゼンチン国内のクラブやイタリアのカターニアで監督を歴任すると、2011年末にアトレティコ・マドリードに帰還した。
同シーズンのヨーロッパリーグでいきなりタイトルをクラブにもたらすと、翌シーズンはUEFAスーパーカップとコパ・デル・レイを制覇。昨シーズンはクラブにとって18年ぶりとなるリーガ・エスパニョーラのタイトルを獲得している。
本拠地ビセンテ・カルデロンで行われた会見でシメオネ監督は「クラブは成長しており、更なる発展をしようとしていると確信しているため、ここに残ることを選んだ」と、契約延長の理由と喜びを語っている。