2015.02.12

30歳になりベテランの域に達したC・ロナウド、いつまで活躍できるのか

C・ロナウド
30歳になったC・ロナウド [写真]=Getty Images
フリーライター&フォトグラファー。スペインで活動中。

文=座間健司

 レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、2月5日に30歳となる誕生日を迎えた。誕生日から2日後の土曜日には30回目の節目となるバースデーを、マドリード市内のレストランを貸切り、約400人を招待し、盛大に行ったが、大きな論争を巻き起こしている。というのも、レアル・マドリードはこの誕生日パーティーの数時間前に行われたゲームで、アトレティコ・マドリードに0-4と大敗したからだ。同じ街を本拠地とするライバルに今シーズンは公式戦6試合で1勝もできておらず、なおかつ直近のゲームは大敗となってしまった。

「惨敗したゲームの後によく大騒ぎできるな、レアル・マドリードの選手として恥ずかしくないのか?」
「マドリディスモ(マドリード主義)に反していないか?」
「マドリディスタはどう思うのか?」

 地元メディアが騒ぎ立てる。
 
 ポルトガル人ストライカーのパーティーには、ファビオ・コエントラン、ペペ、ルカ・モドリッチ、マルセロ、ハメス・ロドリゲス、ケイラー・ナバス、サミ・ケディラが参加したが、スペイン人選手は参加しなかった。敗戦の後にしかも惨敗の“ダービー”の後に騒ぐとどうなるか。カルロ・アンチェロッティも姿を見せなかった。彼らは火に油を注ぎたくはなかったのだろう。

 クリスティアーノ・ロナウドの誕生日パーティーはマドリディスタにどう思われているのか。レアル・マドリードは14日、サンティアゴ・ベルナベウにデポルティボを迎えるが、その時の観衆が白の7番にどんなリアクションをするのか、注目が集まる。

 30歳を迎えたクリスティアーノ・ロナウド。彼の代理人であるホルヘ・メンデスはトップレベルで38歳から40歳まではプレーできると主張する。確かにクリスティアーノ・ロナウドは身体のケアに人一倍気を遣い、練習の虫であることはよく知られている。生粋の努力家だ。

 しかし、30歳を過ぎればサッカー選手は身体が衰え、ストライカーは今までのレベルが維持できなくなるのもまた事実だ。オランダ代表のマルコ・ファン・バステンは負傷により、31歳で引退した。フランス代表のティエリ・アンリは33歳の時にバルセロナを退団し(最後の1シーズンはベンチが多かった)、イタリア代表のクリスティアン・ヴィエリは32歳でけがに我慢できなくなった。カメルーン代表のサミュエル・エトオは30歳でロシアに行った。

 30歳を過ぎてから輝きを失う選手は多い。34歳でレアル・マドリードで活躍したルート・ファン・ニステルローイ、またチェルシーで活躍するディディエ・ドログバという例もあるが、クリスティアーノ・ロナウドにも必ず衰えがやってくる。今まで多くの記録を塗り替え、サッカー史に残る異次元でのレベルの争いをリオネル・メッシと繰り広げている。そのポルトガル人ストライカーが30歳を超えると衰えるという定説を覆し、ゴールを決め続けることができるのだろうか。

 クリスティアーノ・ロナウドが30歳を迎え、クラブはガレス・ベイル、ハメス・ロドリゲスと後継者を用意しているが、彼らがバロンドールを3回受賞した偉大な選手の後継ぎにすんなりとおさまることができるだろうか。まだここ1、2年はクリスティアーノ・ロナウドの今の勢いは止まりそうにないが、33歳になる2018年6月に契約が切れるストライカーの後継ぎ探しは本格的なスタートを切ったといえるだろう。

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