レアルのC・ロナウド(左)とマンCのアグエロ(右)[写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、2月5日に30歳の誕生日を迎えた。今や世界の誰もが知る世界最高のサッカー選手の30代初めての誕生日は、世界各国で報じられている。
しかしバロンドールを3回受賞しようが、欧州でゴールを量産しようが、サッカーがメジャーではなく、少数の人しか認知されていない国ではC・ロナウドは重要な存在ではないようだ。
2月5日に誕生日を迎えた偉大なサッカー選手は、C・ロナウド以外にも多くいる。バルセロナ所属のブラジル代表のネイマール、ユヴェントス所属のアルゼンチン代表FWカルロス・テベス、元ルーマニア代表のゲオルゲ・ハジ氏などだ。ただ、ほとんどのスポーツニュースでは彼らではなく、2月5日はC・ロナウドの誕生日だと報じている。
カナダでもC・ロナウドの誕生日が報じられた。トロントにあるブレーキング・テレビジョンという局の朝のスポーツ番組で、C・ロナウドの誕生日を「ハッピー・バースデー」と祝福をした。だが、そのテロップ画面に映った写真はマンチェスター・Cのユニフォームを着て、ガッツポーズをするアルゼンチン代表のFWセルヒオ・アグエロだった。
大手メディア『ユーロ・スポーツ』はこのことを痛いミスだった、と伝えている。サッカーがそれほど盛んではないカナダでは、C・ロナウドはまだ別の選手と間違われるようだ。