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ラージョ、ガンで闘病中の元ナイジェリア代表GKを支援

2015.01.23

 1994年アメリカワールドカップに出場した元ナイジェリア代表のGKウィルフレッド。彼は1990年から1996年までラージョ・バジェカーノに所属し、クラブ史に名を残す活躍を見せた。48歳になったそのナイジェリア人GKは今、病に侵され、進行するガンと戦ってマドリードの病院に入院している。『ユーロ・スポーツ』が伝えている。

 ウィルフレッドは現役時代、1部と2部を行ったり来たりしていたラージョ・バジェカーノのゴールマウスをその勇気のあるプレーで守り、サポーターからの人気も高かった。彼はナイジェリア代表として1994年にはアフリカ選手権を制覇し、同年アメリカで行われたW杯では決勝トーナメント進出を果たす。そんな同国の歴史に名を残す伝説のチームのメンバーでもあった。ウィルフレッドは1996年にラージョ・バジェカーノからスペインのエシハに移籍。そこで1シーズンを過ごし、現役を引退した。

 現役引退後はマドリード州にあるコスラーダというチームのGKコーチを務めながら、住居の販売店で働いていた。その後、その店を辞め、最終的にはマドリードの空港でスーツケースを包装する仕事をしていた。彼には3人の息子がおり、ナイジェリアに住んでいる。父親がガンに侵されたが、渡航費が払えず、父親を見舞いに行くことができないでいた。また仕事をしていたウィルフレッドにも息子たちの渡航費を払える経済的な余裕はなかった。そこで彼がかつて所属していたラージョ・バジェカーノが、闘病中のウィルフレッドが息子に会えるようにナイジェリアからマドリードへの旅行費を負担した。 

 ラージョ・バジェカーノは今シーズン、本拠地に住むカルメンという85歳の女性にも、経済的な援助を行っている。彼女は息子の借金のせいで、長年住んでいた家を追い出された。彼女は自身の家が担保にかけられているとは知らず、家族もそのことを黙っており、その通告を受けたのは立ち退きをする1カ月前だった。そのニュースを聞き、トップチームのテクニカルスタッフ、メンバーが経済的な援助を申し出て、クラブも募金活動を行った。

 そして今度はかつて在籍し、カリスマ的人気を集めた元GKをサポートするために息子たちの渡航費を負担した。このことから、「ラージョ・バジェカーノはお手本となるクラブ」と報道されている。

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