現役引退の元仏代表アビダル氏、今季中にもバルサのスタッフ就任か

　2014年12月に現役引退を発表した元フランス代表DFエリック・アビダル氏が、スペイン・ラジオ局『カデナ・セル』のインタビューに応え、今シーズン中にも2013年まで所属したバルセロナにスタッフとして復帰する可能性を示唆した。13日付のスペイン紙『マルカ』など各紙が報じている。

　個人的な理由として昨年末にオリンピアコスでサッカー人生の幕を閉じたアビダル氏。しかし同氏は、かつて栄光の日々を過ごした過ごしたバルセロナに舞い戻ることになりそうだ。

『カデナ・セル』のインタビューに応えたアビダル氏は、自身の将来について「数カ月前（ジョゼップ・マリア・）バルトメウ会長と話した」と、実際にバルセロナのバルトメウ会長とコンタクトを取ったことを明かした。

　アビダル氏が就くとされる役職は、フロントと選手たちのパイプ役である模様。古巣での新たな挑戦について「フロントとロッカールームをつなぐ仕事は、決して難しいことではない」と、上手くこなすことに自信を覗かせている。

　しかし、直ちに復帰が叶うかといえば、そうはいかないようで、「僕たちは詳細を詰めるために会談を設けなくてはならない。来月に（バルセロナに）戻るということはない」と明言。それでも「今シーズンの終わりには実現するだろう」と、今シーズン中に契約がまとまることを予想した。