リーガ初ゴールを決めたバルセロナのFWスアレス(左)[写真]=Getty Images
現地20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節、バルセロナはホームでコルドバを5-0で下し、年内最終戦をゴールラッシュで飾った。
この試合、開始わずか2分でスペイン代表FWペドロ・ロドリゲスのゴールで先制したものの、その後は圧倒的なボールポゼッションをゴールに結び付けられなかったバルセロナ。しかし、後半開始早々の53分にウルグアイ代表FWルイス・スアレスがリーグ戦初得点を記録すると、試合終盤の80分にスペイン代表DFジェラール・ピケが挙げた追加点を挟み、最後は大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが82分および91分の連続ゴールで圧勝劇を締めくくった。
試合後、この一戦を中継した『Canal Plus』とのインタビューに応じたスアレスは、自身のリーグ戦初得点よりもチームの勝利を重要視した。
「この試合で最も大きいのは、チームが3ポイントを獲得したことだ。前節はヘタフェとドローに終わり心を痛めたが、今節は自分達がリーガのタイトルを争うチームであることを証明する必要があった。チームは決定機を作るためにできる全てを行い、しっかりと結果を残した」
公式戦初ゴールにかかった6試合を超え、リーグ戦初ゴールには8試合を要したスアレス。しかし、ノーゴールにも自信を失うことなくプレーを続けていたことを強調した。
「自分はストライカーなのでゴールを決めなければならないことは分かっていたが、脅迫観念に取りつかれることは全くなかった。チームメイトの助けにより、それはいずれ訪れると確信していた」
とはいえ、スアレスは2014年中にリーグ戦初得点を決められたことへの安堵の気持ちもちらつかせた。
「僕はチームのタイトル獲得のために全力を尽くしている。従って、勝利に繋がるゴールを決めるのは当然ながら重要だ。それをようやくリーガでも達成できたので、これで一段と落ち着いてプレーできることだろう」