レアル・マドリードのベンゼマ(左)とC・ロナウド(右)[写真]=Getty Images
昨シーズンはピチーチ(リーガ・エスパニョーラ得点王)およびヨーロッパ・ゴールデン・シュー(ヨーロッパの全リーグを通じた得点王)を獲得し、今シーズンもリーガ・エスパニョーラでは12試合で20ゴール、チャンピオンズリーグでは5試合で4ゴールと驚異的な得点力を発揮しているレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。力ずくでもゴールを奪ってしまうその姿は時にエゴイストにも映るが、チームメイトのフランス代表FWカリム・ベンゼマによると、それは完全に誤ったイメージだという。
アウェーでバーゼルに1-0で勝利した26日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節でも、C・ロナウドの決勝点をアシストしたベンゼマは、2009年夏の同期入団として公私ともに親交の深い同選手の、ピッチ上での実際の態度をこう説明した。
「クリスティアーノは得点記録を破りたいがために『ボールを回してくれ』などと言ってきたことはない。これは嘘偽りのない話だ。彼が何かを要求してきたことなど一度もない。彼はシュートを決めるための適切なポジションにいるので、僕はパスを送っているだけだ」