昨季までレアル所属のディ・マリア(左)に言及したアンチェロッティ監督(右) [写真]=Real Madrid via Getty Images
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督がスペインラジオ『オンダ・セロ』のインタビューに応じた。同監督のコメントをスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。
アンチェロッティ監督は所属選手たちに言及。今シーズンからレアルでプレーするコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスについて「ハメスのことはよく知っていたんだ。(以前、プレーを観た当時は)サイドでプレーしていたけど、クオリティよりも献身性に驚かされたよ。FWだけでなく、セントロカンピスタ(中盤)でもプレーできる選手だ」と話したうえで、今夏にマンチェスター・Uへ移籍したアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアとの比較を述べ、「(ハメスは)ディ・マリアとは大きく異なる選手だ。ディ・マリアはエネルギーを持って試合を動かすことができたが、時折コントロールを失い、重要なパスを奪われることがあった」とコメントした。
また、他の選手たちについてもコメントし、「イスコはハメスと同等のレベルにある。それに、マルセロの素晴らしいパフォーマンスは私にとっては驚きではないよ。私は常々、彼がこのレベルでプレーできると考えていたんだ。昨シーズンは今のレベルではできていなかった。このまま続けてほしいと思っているよ。そして(ルカ)モドリッチは、完璧でトータルな能力を持ったセントロカンピスタだ」と称賛した。