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シンガポール人実業家のバレンシア買収が成立…初外国人オーナーに

バレンシアの本拠地・エスタディオ・デ・メスタージャ [写真]=Getty Images

 シンガポール人実業家ピーター・リム氏がオーナーを務めるメリトン・ホールディングスが行っていたバレンシアの買収が成立したと、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 スペイン銀行『バンキア』と24日23時20分にバレンシアの買収について合意に至り、リム氏はバレンシアの最大株主となり、オーナーとなることが正式に決定した。

 メリトン・ホールディングとバレンシア買収の交渉は10か月以上に及んでおり、最終的にはメリトン・ホールディングがクラブの株式の70.04パーセントを買うことで合意。バレンシアは95年の歴史の中で初めて外国人がオーナーとなった。

 バレンシアの新オーナーとなったリム氏のメリトン・ホールディングは今シーズンからバレンシアでプレーするスペイン代表FWロドリゴ、ポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスの保有権を所持しており、彼ら2人の保有権は自動的にクラブのものとなる。また同氏は彼らの他にも保有権を所持している選手がおり、1月の冬の移籍市場でバレンシアに加入する可能性も伝えられている。

 リム氏がオーナーとなることが正式に決定したが、クラブの現体制は変わらず。アマデオ・サルボ会長、ジェネラルマネージャーのフランシスコ・ルフェテはそのままの役職でクラブに残ることは決定していた。

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