2得点を挙げたC・ロナウド [写真]=Getty Images
レアル・マドリードは18日、リーガ・エスパニョーラ第8節でレバンテの本拠地シウダ・デ・バレンシアに乗り込み、5-0で大勝した。
レアル・マドリードは、2週間前に行われた前節のアスレティック・ビルバオ戦で、クリスチアーノ・ロナウドが今シーズン3度目のハットトリックを達成。5-0で大勝し、リーグ戦4連勝を飾った。今節は、インターナショナルマッチウィークで負傷した選手がいないなか、ガレス・ベイルをベンチスタートとし、コンディション不良のカリム・ベンゼマとセルヒオ・ラモスを招集外とした。
自陣に4-5の守備ブロックをつくるレバンテに対し、C・ロナウドとハビエル・エルナンデスの2トップにハメス・ロドリゲスを右サイド、イスコを左サイドに置く4-4-2を採用したレアル・マドリードがポゼッションしていく。開始2分、ルカ・モドリッチの右足アウトにかけた絶妙なパスに抜け出したC・ロナウドがシュートに持ち込めば、4分にも絶好調のC・ロナウドがシュートを放って、レバンテの守備網を打開にかかる。
すると12分、レアル・マドリードはハメス・ロドリゲスのスルーパスに抜け出したエルナンデスがフアンフランにボックス右で倒されてPKを獲得。これをC・ロナウドが、相手GKにシュートコースを読まれながらもゴール右に決めて先制する。
守備に徹するなかで失点したレバンテだったが、すかさず反撃に転じていく。2列目のルベン・ガルシア、ホセ・ルイス・モラレス、ハイメ・ガビランのドリブルでの仕掛けに活路を見いだすと、20分にはルベン・ガルシアがミドルシュートに持ち込む。さらに26分、右CKからビクトル・カマラサのボレーシュートがレアル・マドリードゴールを捉えたが、ゴールライン上のルカ・モドリッチの好ブロックに遭ってしまった。
前半半ばを過ぎてもレバンテが積極性を維持したことで、試合は一進一退の攻防が続く。しかし、地力に勝るレアル・マドリードが38分に突き放した。CKの流れから右サイドのハメス・ロドリゲスが上げたクロスをエルナンデスが叩き付けたヘディングシュートでネットを揺らした。
後半からガビランに代えてMFビクトル・ペレスをトップ下に投入したレバンテに対し、レアル・マドリードが難なく受け止めていく。そして、徐々に攻撃のギアを上げていくと、54分にC・ロナウドが、55分にイスコがGKディエゴ・マリーニョを強襲する決定的なシュートを放ったが、好守に阻止された。それでも61分、3点目を奪いきる。イスコの持ち上がりからラストパスを受けたC・ロナウドがボックス左に侵入して、豪快に右足でのシュートを突き刺した。C・ロナウドはリーグ戦7試合出場で15得点目となった。
試合の大勢が決したなか、レアル・マドリードは66分にトニ・クロースの絶妙な浮き球パスに抜け出したハメス・ロドリゲスが胸トラップから華麗なボレーシュートを決めて4-0とする。さらにゴールを狙い続けるレアル・マドリードは、82分にイスコのシュートが決まって5点目を記録。前節に続いて5得点を挙げたレアル・マドリードが敵地で大勝した。
【スコア】
レバンテ 0-5 レアル・マドリード
【得点者】
0-1 13分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
0-2 38分 ハビエル・エルナンデス(レアル・マドリード)
0-3 61分 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
0-4 66分 ハメス・ロドリゲス(レアル・マドリード)
0-5 82分 イスコ(レアル・マドリード)
(記事/超ワールドサッカー)