勝利を喜ぶバレンシア勢 [写真]=Getty Images
リーガエスパニョーラ第7節のバレンシアvsアトレティコ・マドリードが4日に行われ、3-1でバレンシアが勝利した。
4勝2分で2位に位置するバレンシアが、同勝ち点の3位・アトレティコ・マドリードをホーム・メスタージャに迎えた上位対決。前節のソシエダ戦では、押し込まれながらも引き分けに持ち込んだバレンシアは、開幕からの6試合で無敗を保っている。レアル・ソシエダ戦の先発メンバーから変更は1点。カルレス・ジルに代わってピアッティが3トップの一角に入った。
対するアトレティコ・マドリードは前節、ディエゴ・シメオネ監督の8試合にわたるベンチ入り禁止処分が解けたセビージャ戦で4-0と快勝。ミッドウィークに行われたCLのユヴェントス戦でも持ち前の堅守を生かして1-0の勝利を挙げている。今節は、ユヴェントス戦で途中出場を果たしたアントワーヌ・グリーズマンとギリェルメ・シケイラがスタメンに復帰。また、負傷によりユヴェントス戦を欠場したガビも先発メンバーに加わった。
試合は、早々の6分にバレンシアがラッキーな形で先制に成功する。シュコドラン・ムスタフィのロングフィードに対して、アトレティコ・マドリードのミランダがクリアミス。ボールは、飛び出していたGKミゲル・アンヘル・モヤの横を抜き、ゴール右に吸い込まれた。
先制点を奪い、攻勢を強めるバレンシアは1分後にも得点を奪う。パコ・アルカセルがロングボールを落とすと、アンドレ・ゴメスがスピードに乗ったままこれを受ける。すると、そのままボックス左に侵入したA・ゴメスがGKモヤが守るゴールのニアサイドにシュートを流し込んだ。
その後も、攻める時間帯が続くバレンシアは14分にCKを獲得。クロスにボックス中央で飛び込んだニコラス・オタメンディが頭で押し込み、スコアを3-0とした。
3点差を付けられたアトレティコは、徐々に前線へとボールを運びはじめるが、バイタルエリアをきっちり締めるバレンシア守備陣に苦しみ、なかなかチャンスを演出できない。それでも29分、ボックス手前でグリーズマンのリターンパスを受けたチアゴが強烈なシュート。これはバレンシアGKヂエゴが鋭い反応で弾き返されたが、詰めていたマンジュキッチが頭で押し込み、1点を返すことに成功した。
その後、前線からのプレスが機能し始めたアトレティコが主導権を握ると44分、ボックス内に飛び込んだアルダへのロングボールがバレンシアDFホセ・ルイス・ガヤのハンドを誘い、PKを獲得。シケイラがキッカーを務めたものの、シュートはバレンシアGKジエゴ・アウヴェスにコースを読まれて追加点とはならない。
3-1とバレンシアがリードして迎えた後半、アトレティコ・マドリードは前半とは異なり、テンポ良くボールを運ぶと、52分にはマリオ・マンジュキッチがシュート。これが枠内を捉えたが、GKヂエゴに防がれる。それでもこのプレーをきっかけに攻撃の時間帯を増やしたアトレティコ・マドリードが主導権を握っていく。
押し込む展開が続いたアトレティコ・マドリードは、高い位置でFKを獲得する場面を増やしたが、チャンスを生かすことができない。すると、バレンシアが62分に前がかりとなったアトレティコ・マドリードに対してカウンター。左サイドのピアッティがDFとGKの間に鋭いクロスを入れると、ニアサイドに走り込んだアルカセルが合わせにいったが、キックはミートしない。
得点を奪えない状況に業を煮やすシメオネ監督は、積極的に交代カードを切って、流れを掴みにいく。対するバレンシアは、アルカセルやピアッティなど前線の選手を下げて守備を固めにいった。その後、両者は中盤で激しい攻防を見せていくが、スコアが動かない。
79分にはバレンシアが再びカウンターからチャンスを演出。左サイドを1人で持ち込んだガヤのクロスに、ファーサイドに飛び込んだ途中出場のソフィアーヌ・フェグリが頭で合わせにいくが、わずかに合わない。
対するアトレティコはアディショナルタイムに味方のパスに抜け出した途中出場のアレッシオ・チェルチがゴールネットを揺らしたが、トラップ時にハンドをしたとの判定を受けて、これはノーゴール。さらにチェルチはこのプレーで2枚目のイエローカードを受けて退場となった。
その後、アトレティコ・マドリードは最後までバレンシア守備陣を崩すことができずに試合は終了。この結果、バレンシアは開幕からの無敗をキープし、直後に試合を控えているバルセロナを抜いて暫定ながら首位に浮上。対するアトレティコ・マドリードは今季初のリーグ戦黒星を喫している。
【スコア】
バレンシア 3-1 アトレティコ・マドリード
【得点者】
1-0 6分 オウンゴール(ミランダ)(バレンシア)
2-0 7分 アンドレ・ゴメス(バレンシア)
3-0 13分 ニコラス・オッタメンディ(バレンシア)
3-1 29分 マリオ・マンジュキッチ(アトレティコ・マドリード)
(記事/超ワールドサッカー)
【PR】ラ・リーガを観るなら
U-NEXTがおすすめ
U-NEXTではラ・リーガの全試合をライブ配信。月額2,189円(税込)に加入すれば追加料金なしで視聴可能! 無料トライアルに登録すれば31日間無料でラ・リーガが楽しめる!
- ① ラ・リーガを視聴するならU-NEXTがお得!
- ② 見放題のエンタメ作品数NO.1を誇るU-NEXTでラ・リーガ&エンタメを堪能!
- ③ さらに「SPOTV NOWパック」に加入すればプレミアやセリエAなどの海外リーグも楽しめる!
【PR】「DMM×DAZNホーダイ」で
ラ・リーガが見放題!
「DMM×DAZNホーダイ」とは、DMMプレミアムとDAZN Standardをセットで利用できるプラン。
単体契約ならDMMプレミアム月額550円(税込)、DAZN Standard月額4,200円(税込)のところ、本プランなら月額3,480円(税込)だからとってもお得です。
- ① 「DMM×DAZNホーダイ」なら単体契約より月額1,270円(税込)も安い!
- ② DAZNだけの契約と比較しても月額720円(税込)お得に楽しめる!
- ③ 新規入会月から最大3カ月間、「DMMポイント」を550ポイント付与!