ルドゴレツ戦でゴールマウスを守ったカシージャス [写真]=Real Madrid via Getty Images
かつてレアル・マドリードでプレーし、指揮官も務めたホセ・アントニオ・カマーチョ氏が、同クラブのスペイン代表GKイケル・カシージャスへの信頼を口にした。
カシージャスは近年、パフォーマンスの低下が囁かれている。9月13日に行われたリーガ・エスパニョーラ第3節、アトレティコ・マドリードとの“マドリード・ダービー”では1-2の敗戦を喫しており、先制点を許した同選手は、直後にサポーターからブーイングを浴びせられていた。
その後のリーグ戦では3連勝を飾っているレアル・マドリードだが、ここまでの6試合でクリーンシートは2試合のみ。そのため、今夏の移籍市場で獲得したコスタリカ代表GKケイロル・ナバスの起用を求める声が上がっている。
しかし、カマーチョ氏はカシージャスのパフォーマンスが徐々に上がってきていることを指摘。ファンに対しては、過度のプレッシャーを与えずに静観するべきだと主張した。
「私から見て、カシージャスはコンディションを上げてきているように思う。チームメイトともコミュニケーションを取りながら、ピッチ上で良いパフォーマンスを見せているね。ファンが選手に向かって口笛を吹くと、どんな選手であってもミスをしてしまう。ファンは、試合中の選手を応援するためにいるものだ」
(記事/超ワールドサッカー)