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FIFA(国際サッカー連盟)は20日、未成年の選手を獲得した際、規定違反があったため2度の移籍市場における活動禁止処分を言い渡したバルセロナからの異議申し立てを却下したと発表した。
バルセロナは今年4月、2009年から2013年までに登録された選手を対象とした調査において、未成年の選手の移籍に関してルール違反を犯したと見られ、2度の移籍市場での活動禁止と45万スイスフラン(約5300万円)の罰金が科されていた。
FIFAは今回の異議却下により、2015年1月と2015年夏の移籍市場でバルセロナが国内外の選手を登録することができないと発表している。
バルセロナは声明をすぐに発表。今回の決定を不服としてCAS(スポーツ仲裁裁判所)に訴えることを表明している。
バルセロナは4月に処分が言い渡された際、FIFA上訴委員会に異議を行い、審議に時間を要するため活動禁止処分は保留となり、今夏の移籍市場での活動は認められていた。今夏にGKクラウディオ・ブラーボ、GKマルク・アンドレ・テル・シュテーゲン、DFトーマス・ヴェルメーレン、DFジェレミー・マテュー、MFイヴァン・ラキティッチ、FWルイス・スアレスを新たに獲得している。