イスコへの信頼感を示したアンチェロッティ監督 [写真]=Real Madrid via Getty Images
今夏、コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスやドイツ代表MFトニ・クロースを獲得し、さらなる豪華な顔ぶれが揃うこととなったレアル・マドリード。特に、攻撃陣には激しいポジション争いが予想される中、カルロ・アンチェロッティ監督がスペイン人MFイスコの起用法について言及した、スペイン紙『マルカ』が伝えている。
同紙によると、アンチェロッティ監督はイスコを“偽9番”で起用することを考えている模様だ。その理由を以下のように話している。
「私はワントップに入る選手が、必ずしも得点を量産できる選手である必要はないと思っている。なぜなら、うちには(ギャレス・)ベイルとクリスティアーノ(・ロナウド)がいるからね。イスコには、偽9番のポジションから、彼らが作り出すギャップにうまく入っていって欲しいと考えているんだ」
さらに同監督は、今夏のさらなる選手獲得について「フォワードを獲得するつもりはない」と話しており、“偽9番”としてプレーするイスコへの信頼を窺わせている。
現在22歳のイスコは、2013-14シーズンのリーガ・エスパニョーラで32試合に出場し、8得点を記録。スペイン代表でのプレー経験はあるものの、ブラジル・ワールドカップへの出場メンバーからは落選していた。