レアルに苦言を呈するインテルのサネッティ副会長 [写真]=Getty Images
インテルのハビエル・サネッティ副会長は、同胞であるアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアをレアル・マドリードが売却しようとしていることに驚きを隠せていない様子だ。スペインメディア『Football ESPANA』がサネッティ副会長のコメントを伝えた。
ディ・マリアには、今夏の移籍市場でマンチェスター・Uを始め、多くのクラブが関心を示しているとされる。その中で、先日はパリSGへの移籍が近づいていると報じられたため、同選手のレアル退団が決定的と見られている。
サネッティ副会長は「マドリードは、(トニ・)クロースとハメス(・ロドリゲス)を加えて、偉大なチームを作っている」と述べてレアルのチーム作りを評価するも、“デシマ(10度目の欧州制覇)”達成に多大な貢献を果たしたディ・マリアを放出すべきではないという見解を示した。
「彼は非常に優秀な選手だ。私であれば、彼を手放すという決定はしない。彼は(ブラジル・)ワールドカップでそのクオリティを示したんだ」
ディ・マリアは、2013-14シーズンのチャンピオンズリーグ決勝アトレティコ・マドリード戦でマン・オブ・ザ・マッチを獲得する活躍をみせ、優勝に貢献している。
(記事/超ワールドサッカー)