バルセロナは今夏の選手獲得・放出が可能に [写真]=Getty Images
FIFA(国際サッカー連盟)は23日、バルセロナに対する移籍市場における活動禁止処分を、一時的に保留すると発表した。
バルセロナは18歳未満の選手を獲得した際、規定違反があり、FIFAは2度の移籍市場における活動禁止処分を言い渡していた。バルセロナは決定に対し、異議を申し立てたが、FIFAの上訴委員会はこれを認めた。
FIFAは、欧州主要リーグの移籍市場がオープンする2014年7月1日までに、結論を出すことが困難と判断したと発表している。このため、少なくとも今夏の移籍市場での活動は可能となった。
2009年から2013年までに登録された選手を対象とした調査において、バルセロナは18歳以下の選手の移籍に関してルール違反を犯したと見られ、2度の移籍市場での活動禁止と45万スイスフラン(約5300万円)の罰金が科されていた。