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グアルディオラ「バルサ去ったのは、選手をモチベートできなくなったから」

今シーズンからバイエルンを率いるグアルディオラ監督 [写真]=Bongarts/Getty images

 バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が、これまで説明してきた事とは異なるバルセロナ退団の真相を明らかにした。

 2012年夏にバルセロナに別れを告げた際、その理由として心身両面での消耗を挙げていたグアルディオラ監督。だがこの度、バイエルンのスポンサーを務めるアウディ社が発行する『Audi Annual Report』向けのルパート シュタートラーCEO(最高経営責任者)との対談で、最大の原因は別のところにあったことを告白した。

バルセロナを退団したのは、選手のモチベーションを上げられなくなったからだ。指揮官としてそのような事態に陥るというのは、チームを去る時が来たということだ」

 グアルディオラ監督はさらに、バルセロナのトップチームを率いた4シーズンを振り返りながら、退団へと心が傾くまでの経緯を説明した。

「あれは信じられないほど成功に溢れたひとときだった。4年間で14個ものタイトルを獲得し、クラブ史上最高の時代を指揮官として歩むことができた。しかし、成功を収めるというのは、重荷を背負うことにもなる。私は徐々に、自分やチームをモチベートするのに苦労するようになってきた。バルセロナで選手としても監督としても全てを手にしたことにより、チームとして結果を出し続けるのが日増しに難しくなっていると感じていた」

 また、世界中の一流選手が集う名門チームを指揮する難しさに言及したグアルディオラ監督は、バルセロナ時代に大黒柱のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを殆どの試合でフル出場させた理由をほのめかした。

「私の現所属のバイエルンや前所属のバルセロナといった数多くのスター選手がスタメンに名を連ねるクラブには、意見の相違によりチームが崩壊するような局面を迎える危険性もある。全ての選手がプレーを希望するが、実際にピッチに立てるのは11人しかいない。指揮官はそんな中で、メディアやサポーターからの非難や、最高の布陣を選ばねばならない義務感といったプレッシャーと上手に付き合わなければならない。例えばバルセロナでは、メッシを起用しなかった場合には、難しい状況が作り出されてしまうからね」

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