ヘタフェの指揮官を解任されたルイス・ガルシア監督 [写真]=Getty Images
ヘタフェは、ルイス・ガルシア監督を成績不振により解任するとともに、後任に元ルーマニア代表のコスミン・コントラ氏を迎えることを発表した。
2011年夏に指揮官に就任して以来、ヘタフェを2シーズン連続で1部残留に導いたルイス・ガルシア監督は、今シーズンも序盤はチームを5位まで押し上げた。ところが、昨年11月29日に行われた第15節レバンテ戦の勝利から下降線を辿ったチームは、以降は4分8敗と完全に白星から見放され、その間に順位を7位から16位に落とした。そして、8日に行われた第27節の一戦で最下位ベティスに敗れたのが決定打となり、クラブは指揮官交代という最終手段に踏み切った。
一方、現役時代はルーマニア代表の主将も務めたコントラ氏は、キャリア晩年の2005年夏から5シーズンに渡りヘタフェでプレー。昨シーズン、母国ルーマニア1部のペトロルル・プロイェシュティをクラブ史上最高の3位に導いた実績が評価され、この度は引き抜かれる形で指揮官として4年振りに古巣に復帰することとなった。