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バルセロナのプジョル、トップデビューから愛するクラブを去るまで

2014.03.09

今季限りでのバルセロナ退団を決断したプジョル [写真]=Getty Images

 スペイン代表DFカルラス・プジョルが、栄光の日々を過ごしたバルセロナのユニフォームを脱ぐ決断をした。トップチームに昇格してから15シーズン、カンプ・ノウでプレーし続けた。下部組織から育った選手としてラ・マシアの見本となり、労を惜しまない努力家としてキャプテンに上り詰める。そして、クラブの象徴的な存在となった。リーガでの出場は、シャビの464試合に次ぐ、バルセロナ歴代選手で2番目に多い392試合を現時点で記録。クラブの歴史そのものとなった事実は、これからも語り継がれていくだろう。

 この4月で、プジョルは36回目の誕生日を迎える。彼を理解する人たちは、彼がまだユース年代だった1995-96シーズンにバルセロナにやって来た時と、何も変わっていないことを知っている。この飽くなき働き者はいつだって練習には最初に姿を現し、チーム練習がオフの時でも汗を流す姿があった。

 1999年10月2日、ルイス・ファン・ハール監督の下でトップチームデビューを果たしたプジョル。当時21歳だったこのセンターバックを同監督は見初め、バジャドリード戦で初めて試したのだ。それ以降、プジョルは頻繁にトップチームに呼ばれるようになり、徐々に右サイドバックで出場機会を見出すようになる。そして少しずつ、センターバックにポジションを移していく。

 当時、プジョルにはマラガへの移籍話もあったものの、ファン・ハール監督が説得してプジョルを引きとめた。そこから、プジョルのバルセロナでの伝説が始まった。2004-05からは、大親友のルイス・エンリケ(現セルタ監督)よりキャプテンマークを譲り受ける。彼がその雄姿を鮮烈に残した試合の1つが、2009年にサンティアゴ・ベルナベウで行われたレアル・マドリードとの伝統の一戦“クラシコ”で、先制ゴールを決めて6-2という大勝を収めた試合だろう。

 だが、度重なるひざの故障が、徐々に彼の出場機会を奪っていった。理学療法士の助けもあり、何とかここまで来たものの、バルセロナが求めるハイレベルのパフォーマンスを見せることは困難となっている。今シーズンはリーガでの出場がここまでわずかに5試合と、その姿を多く見ることはできていない。2016年まで契約期間を残しながらも、彼は、クラブを去ることを決断した。21個のタイトルを獲得した愛するクラブを。

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