レバンテに快勝したバルセロナが国王杯準決勝進出 [写真]=Getty Images
コパ・デル・レイ準々決勝セカンドレグが29日に行われ、バルセロナとレバンテが対戦した。
敵地でのファーストレグを4-1で制しているバルセロナ。ホームでの一戦では、GKホセ・マヌエル・ピントやカルレス・プジョル、セスク・ファブレガス、クリスティアン・テージョらが先発出場。リオネル・メッシはベンチスタートだった。
試合は立ち上がりに動いた。9分、レバンテが右CKからヘディングシュートを放つと、ボールはセルジ・ロベルトに当たってゴールへ。バルセロナのオウンゴールで、レバンテが1点を先制した。
1点ビハインドを負ったバルセロナは、28分に反撃。アドリアーノ・コレイアがペナルティーエリアの外でパスを受けると、鮮やかな左足ミドルシュートをゴール右隅に決めた。1-1の同点に追いついたバルセロナは、前半終了間際、テージョが蹴り込んだ左CKにプジョルが頭で合わせ、逆転に成功。2-1で前半を終えた。
後半に入っても、バルセロナは攻撃の手を緩めない。50分、テージョからのスルーパスに反応したマルティン・モントーヤが左サイドを破ると、中央へクロスボールを供給。相手GKの手を弾いたボールをアレクシス・サンチェスが押し込んで、3点目を奪った。さらに52分には、アドリアーノのミドルシュートが相手DFとGKに当たり、クロスバーに弾かれてこぼれたところをアレクシスが詰めて4点目。69分には、中央を鮮やかなパス交換で突破し、最後はセスクが左足シュートを決めて、スコアを5-1とした。
試合は5-1で終了。バルセロナが2試合合計9-2とレバンテを圧倒し、準決勝進出を決めた。