バレンシアを率いるピッツィ監督 [写真]=Getty Images
7日に行われたコパ・デル・レイ5回戦ファーストレグ、バレンシアが本拠地メスタージャにアトレティコ・マドリードを迎えた注目の強豪対決は、両者譲らず1-1の引き分けに終わった。
試合はバレンシアが序盤から主導権を握ったものの、相手GKクルトワの相次ぐ好セーブに遭い、スコアを動かすことができない。すると、防戦を強いられていたアトレティコ・マドリードは72分、相手GKグアイタのパンチングのミスに乗じてMFラウール・ガルシアのゴールで先制する。だが、バレンシアも試合終了直前の93分、DFグアルダードのクロスを逆サイドのMFフェグリが折り返したところをFWポスティガが押し込み、起死回生のゴールでドローに持ち込んだ。
白星を逃したとも黒星を逃れたとも取れるバレンシアだが、試合後の記者会見での「ドローは正当な結果か」との質問を受けたフアン・アントニオ・ピッツィ監督は、具体的な言及は控えたものの結果を冷静に受け止めた。
「結果が妥当だったか否かを判断するのは難しい。ただ、最終的なスコアというものは、試合が何らかの形で反映されたものだ。どれだけボールポゼッションで相手を上回ったからといって、自分達が勝利に相応しかったとは言うことはできない」
1週間後の14日に行われるセカンドレグで再び激突する両チームだが、週末のリーガ・エスパニョーラ第19節では、バレンシアは降格圏内に沈むセルタと対戦する一方、アトレティコ・マドリードはバルセロナとの首位攻防戦を迎える。だが、日程面での優位について見解を求められたピッツィ監督は、アトレティコ・マドリードはバルセロナ戦の結果に関係なくセカンドレグでも100パーセントの力を発揮してくると警戒した。
「アトレティコ・マドリードはフィジカル面において最も充実しているチームの1つだ。今後は、まずはバルセロナ戦に全精力を集結し、次に我々との一戦に全神経を集中してくることだろう。すなわち、週末の試合で何が起きたとしても、彼らが悪影響を受けることはないということだ。それゆえ、我々にとって第2戦はさらに厳しい戦いになるだろう」