後半ATに勝ち越しPKを決めたB・フェルナンデス [写真]=Getty Images
プレミアリーグ第3節が30日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドとバーンリーが対戦した。
今シーズンも、マンチェスター・ユナイテッドは幸先の悪いスタートを強いられている。17日に行われたプレミアリーグ開幕戦では、試合の主導権こそ握ったものの、本拠地『オールド・トラフォード』でアーセナルに0-1と敗北。前節はアウェイの地でフルアムに追いつかれ、1-1のドローで試合を終えると、27日にはカラバオ・カップ(EFLカップ)2回戦で、4部相当のグリムズビー・タウンにPK戦の末に敗れた。公式戦3試合を終えて未勝利が続く中、今節こそはホームで白星を掴みたい。
そんなチームが相まみえるバーンリーは、プレミアリーグ開幕戦でトッテナム・ホットスパーに0-3と完敗を喫したものの、続く第2節では昇格組のサンダーランドを2-0で撃破。ミッドウィーク開催のカラバオ・カップ(EFLカップ)2回戦で2部のダービー・カウンティに2-1で勝利を収めており、勢いに乗った状態で今節を迎える。
マンチェスター・ユナイテッドが前回の公式戦から中2日、バーンリーが中3日という状況下でキックオフを迎えたゲームは、序盤の5分にドリブルで持ち運んだマテウス・クーニャが左足でミドルシュートを放つなど、ホームチームがより多くの攻撃の形を作り出す。14分にはブルーノ・フェルナンデスから浮き球のロングパスを受けたブライアン・ムベウモが、見事なファーストタッチから左足で狙ったが、ここはGKマルティン・ドゥブラフカに弾き出される。
続く16分には、敵陣でカイル・ウォーカーからのボールを引っ掛けたメイソン・マウントが、ペナルティエリア内で倒され、主審はマンチェスター・ユナイテッドのPKを宣告。しかしながら、OFR(オンフィールドレビュー)を経て判定は変更となり、PKは取り消しとなる。
マンチェスター・ユナイテッドは怒涛の攻撃を披露しながら、1点が遠かったが、27分にはセットプレーから均衡を破る。敵陣左サイド深い位置で獲得したフリーキックの場面、B・フェルナンデスが蹴ったボールをカゼミーロが頭で合わせると、ヘディングシュートはクロスバーに直撃。それでも、跳ね返りがジョシュ・カレンに当たってゴールラインを超え、オウンゴールで先手を取った。
直後の29分にはクーニャが左ハムストリングのあたりを気にしてピッチ上に倒れ込み、ジョシュア・ザークツィーとの交代でピッチを後にする。それでも、以降もマンチェスター・ユナイテッドの時間は続く。アマド・ディアロやザークツィーが次々とゴールを脅かしたが、追加点は奪えず、1点リードでハーフタイムに突入した。
後半に入ると、マンチェスター・ユナイテッドは前半に追加点を奪えなかった“ツケ”を払わされる。バーンリーは55分、最終ラインのウォーカーが右サイドへ広げ、大外のスペースでフリーになったヤコブ・ブルーン・ラーセンがクロスボールを上げると、ゴール前に走り込んだライル・フォスターがアウトサイドで押し込み、タイスコアに戻った。
それでも、直後の57分には今夏にマンチェスター・ユナイテッドへ新加入したアタッカーが大仕事。GKアルタイ・バユンドゥルからのロングフィードをザークツィーが頭で繋ぐと、うまくボールを残したディオゴ・ダロトがボックス左からマイナスへ折り返す。最後はムベウモが左足で蹴り込み、公式戦2戦連発。マンチェスター・ユナイテッドが再び前に出た。
しかしながら、2度目のリードは10分ほどしか続かなかった。66分、バーンリーは敵陣左サイドで得たスローインにおいて、ウォーカーがロングスローを放り込むと、マキシム・エステーヴが頭でフリック。1度はルーク・ショーがクリアしたものの、ファーサイドで余っていたルーム・チャウナが左足でシュートを放つ。ここはGKバユンドゥルが弾いたが、こぼれ球にジェイドン・アンソニーが詰め、再び同点となった。
このまま2-2で後半アディショナルタイムに突入したが、試合はこのままでは終わらなかった。アマドが敵陣右サイドでボールをリリースし、リターンパスを受けようとペナルティエリア内へ入って行くと、アンソニーに倒される。OFRの結果、マンチェスター・ユナイテッドにPKが与えられた。キッカーを務めたブルーノ・フェルナンデスは、前節痛恨の失敗をしていたものの、今回はゴール左下隅にきっちりと流し込む。土壇場でマンチェスター・ユナイテッドが勝ち越しに成功した。
試合はこのままタイムアップ。この結果、マンチェスター・ユナイテッドは今季の公式戦4試合目にして初勝利を手にした。一方で、バーンリーは痛恨の被弾で、勝ち点を取りこぼした。
次節は9月14日に行われ、マンチェスター・ユナイテッドは敵地でマンチェスター・シティと、バーンリーはホームで遠藤航が所属するリヴァプールと、それぞれ対戦する。
【スコア】
マンチェスター・ユナイテッド 3-2 バーンリー
【得点者】
1-0 27分 ジョシュ・カレン(OG/マンチェスター・ユナイテッド)
1-1 55分 ライル・フォスター(バーンリー)
2-1 57分 ブライアン・ムベウモ(マンチェスター・ユナイテッド)
2-2 66分 ジェイドン・アンソニー(バーンリー)
3-2 90+7分 ブルーノ・フェルナンデス(PK/マンチェスター・ユナイテッド)
【PR】「U-NEXTサッカーパック」で欧州最高峰のプレミアリーグをチェック!
「U-NEXTサッカーパック」は、U-NEXTが提供するサッカーコンテンツに特化したプラン(月額2,600円・税込)。
「プレミアリーグ」を全試合独占で配信するほか、「ラ・リーガ」「FAカップ」なども視聴可能。
今季から新たに日本代表も多数プレーする欧州の「登竜門」として知られるエールディヴィジの配信も開始。
「サッカーパック」単体契約も可能だが、通常の「月額プラン(月額2,189円税込)」の無料トライアル登録&「サッカーパック」契約がとってもおトク。
専用ページから無料トライアルに登録すると、サッカーパックの支払いに利用できる1,200ポイント(1,200円相当)が付与されるため、初月はなんと1,400円(税込)で「サッカーパック」と「月額プラン」をダブルで楽しめる!
月額プランに加入すれば映画・アニメ・ドラマ等が見放題。サッカーもエンタメも楽しみたい方にオススメだ。
- ① 「U-NEXTサッカーパック」はプレミアリーグ、ラ・リーガを全試合配信!
- ② FAカップ、コパ・デル・レイなども独占配信決定!
- ③ 無料トライアル登録&サッカーパック契約で、初月は1,400円!
【PR】「Rakuten最強U-NEXT」で“いつでもどこでも”プレミアリーグをチェック!
「Rakuten最強U-NEXT」は、楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」とU-NEXTの見放題サービスをセットにした2025年10月スタートの料金プラン(月額4,378円・税込)。
「U-NEXTサッカーパック(月額2,600円・税込)」に加入すれば、データ容量無制限のため、外出先でも「プレミアリーグ」などの試合をギガを気にせず楽しむことができる。
先行キャンペーン中の加入なら最大4カ月968ポイントが還元され、よりお得に。サッカーもエンタメも気兼ねなく楽しみたい方にオススメだ。
- ① データ容量無制限で動画を楽しむことができる!
- ② U-NEXTの映画・アニメ・ドラマといったコンテンツが見放題!
- ③ 先行キャンペーン中なら最大4カ月968ポイント還元!
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト

