リーズに所属する田中碧 [写真]=Getty Images
リーズに所属する日本代表MF田中碧が快挙を達成した。4日、クラブ公式サイトが伝えている。
今シーズンのリーグ戦で29勝13分4敗の勝ち点「100」を積み上げ、チャンピオンシップ（イングランド2部）制覇とプレミアリーグへの復帰を決めたリーズ。バーンリーとの優勝争いを制した同クラブで存在感を放ったのが、昨夏にデュッセルドルフから加入した田中だった。1年目ながら中盤の主軸として定位置を確保し、公式戦45試合に出場5ゴール2アシストをマーク。日本代表としても活躍するボランチがリーズを3年ぶりのプレミアリーグ復帰に導いた。
そんななか、田中が選手投票によるチームの『年間最優秀選手』に選出。リーズはクラブ公式サイトで「今シーズン、クラブでの初めてのシーズンにして傑出した活躍を見せた日本代表選手は、リーグ全体でも際立ったパフォーマンスを見せ、ダニエル・ファルケ監督率いるチームのチャンピオンシップ優勝に大きく貢献した」と同選手の活躍を称えた。
また、田中にとってリーズ加入後初得点となった第26節ハル・シティ戦でのゴールがチームの『年間最優秀ゴール』に選出。ペナルティエリア手前からネットに突き刺した豪快なミドルシュートを、「ゴール上隅に矢のように突き刺さる印象的なシュート」と表現しながら称賛した。なお、『年間最優秀若手選手』はイタリア代表FWウィルフリード・ニョント、ファン投票による『年間最優秀選手』にはウェールズ代表MFダニエル・ジェームズがそれぞれ選出されている。
イングリッシュ・フットボール・リーグ（EFL）が発表したチャンピオンシップの年間ベストイレブンにも選ばれている田中。来季のプレミアリーグでの活躍に期待がかかる。
By サッカーキング編集部
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