トッテナムがソン・フンミンの2ゴールなどで4発快勝！　エヴァートンは開幕2連敗で7失点…

　プレミアリーグ第2節が24日に行われ、トッテナムとエヴァートンが対戦した。

　アンジェ・ポステコグルー監督体制2年目を迎え、さらなる飛躍を期すトッテナム。レスターと対戦した開幕節はペドロ・ポロのゴールで先制したものの、ジェイミー・ヴァーディに同点弾を許し、最後まで勝ち越し点を奪えぬまま1－1のドローに終わった。初白星を目指す今節はホームにエヴァートンを迎えての一戦。スタメンにはソン・フンミンやジェームズ・マディソン、ブレナン・ジョンソンなどが並んでいる。

　序盤から主導権を握ったトッテナムは、サイドを起点に鋭い攻撃を繰り出し、幾度となく相手ゴールに迫る。3分にセットプレーの流れからクリスティアン・ロメロに決定機が訪れ、6分にはソン・フンミンの強烈なミドルシュートが枠を捉えたが、いずれもGKジョーダン・ピックフォードが好セーブ。その後も攻勢を強めると、14分にはマディソンのパスを収めたボックス内右で相手DFを引き付け斜め後方へ落とす。これに反応したイヴ・ビスマが強烈なミドルシュートを突き刺し、先制に成功した。

　25分、相手DFの緩いバックパスに対し、ソン・フンミンが猛烈なプレスを敢行。そのままGKピックフォードからボールを奪い、難なくゴールに流し込んだ。リードを広げたトッテナムは、その後シュートチャンスこそ多く作り出せないものの、ボールを保持しながら優位に試合を進めていく。対するエヴァートンは前半終了間際にかけてCKから立て続けにチャンスを作るも追撃の1点は奪えず。前半はこのまま2－0で終了した。

　後半も大きなチャンスこそないものの、トッテナムが主導権を握り続ける。58分には自陣でのビルドアップを引っ掛けられてピンチを迎えるも、イェスパー・リンドストロムがボックス内右から放った強烈なシュートはGKグリエルモ・ヴィカーリオが枠外へ弾き出した。

　すると、70分にトッテナムが試合を決定づける3点目を奪取。コーナーキックからロメロが高い打点でヘディングすると、これがクロスバーに当たって、ゴールに吸い込まれた。

　さらに78分には、カウンターからDFミッキー・ファン・デ・フェンが持ち運び、最後はソン・フンミンが角度のない位置からシュート。これが見事に入り、リードを4点に広げた。

　試合はこのまま4－0でトッテナムが勝利し、今季初白星を飾った。敗れたエヴァートンは開幕2連敗で無得点、7失点のスタートとなった。

　次節、トッテナムは9月1日にアウェイでニューカッスルと、エヴァートンは8月31日にホームでボーンマスと対戦する。

【スコア】
トッテナム　4－0　エヴァートン

【得点者】
1－0　14分　イヴ・ビスマ（トッテナム）
2－0　25分　ソン・フンミン（トッテナム）
3－0　70分　クリスティアン・ロメロ（トッテナム）
4－0　78分　ソン・フンミン（トッテナム）