去就に注目が集まるアルバレス [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードがマンチェスター・シティ所属のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス獲得に向けた動きを強めているようだ。5日、イギリスメディア『アスレティック』やスペイン紙『マルカ』が伝えている。
2023-24シーズンのラ・リーガでレアル・マドリード、バルセロナ、ジローナに次ぐ4位に終わり、4シーズンぶりにトップ3フィニッシュを逃したアトレティコ・マドリード。今夏の移籍市場では積極補強に動いており、すでにスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンとノルウェー代表FWアレクサンダー・セルロートを獲得。また、チェルシー所属のイングランド代表MFコナー・ギャラガーの加入も濃厚と見られている。
そんなアトレティコ・マドリードは“今夏最大のターゲット”としてアルバレスの動向を注視。同じくセンターフォワード(CF)を主戦場とするセルロートの獲得後も関心を寄せ続け、正式オファーの提示に向けた準備を進行中と報じられていた。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アトレティコ・マドリードはアルバレスの獲得に向けて7500万ユーロ(約119億円)相当のオファーをマンチェスター・シティへ提示したとのこと。これを受け、5日の『アスレティック』は、両クラブ間の交渉に大きな進展が見られ、合意の可能性が高まっていると指摘。未だ完全合意には至っていないものの、現在は移籍金の最終的な価格と支払い構造についての調整が行われているという。
なお、アトレティコ・マドリードは選手陣営との交渉も予定しており、今後は契約内容の詳細について具体的な話し合いを行う予定だという。
現在24歳のアルバレスは母国の名門リーベル・プレートで頭角を表し、2022年夏にマンチェスター・シティへ正式加入を果たした。ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの控えという位置付けながら、初年度から17ゴール5アシストを挙げると、在籍2年目の2023-24シーズンはハーランドの負傷離脱もありスタメン起用の機会が増加。最終的には公式戦54試合の出場で19ゴール13アシストをマークし、プレミアリーグ制覇にも大きく貢献した。
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By サッカーキング編集部
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