トッテナムのFWリシャルリソン [写真]=Getty Images
トッテナムは、今夏の移籍市場でブラジル代表FWリシャルリソンらの売却を検討しているようだ。3日、イギリス紙『テレグラフ』が報じた。
今季からアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムはロケットスタートに成功したものの、その後は選手層の薄さが露呈して徐々に失速。現在は5位に位置しており、来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に黄色信号が灯っている。
そんななか、ポステコグルー監督は「変化が必要」と、今夏の移籍市場で戦力の入れ替えを望んでいることを公言。トッテナムは補強予算を確保するため、サウジアラビアから関心を寄せられているリシャルリソンだけでなく、デンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクやブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルらも現金化する用意があるようだ。
なお、マリ代表MFイヴ・ビスマはポステコグルー監督の来季の構想に含まれており、売却は検討されていないという。それでも、魅力的なオファーが届いた場合は、クラブが放出を認める可能性があるようだ。
現在26歳のリシャルリソンは、2022年夏に移籍金総額6000万ポンド(約116億円)でエヴァートンからトッテナムに完全移籍。昨季は公式戦35試合の出場で3ゴールにとどまったものの、復調した今季はここまで公式戦30試合の出場で11得点を挙げている。ただ、負傷癖により稼働率が高くなく、ポステコグルー監督が純然たるストライカータイプの獲得を望んでいることもあり、同選手の売却が検討されているようだ。
一方で『テレグラフ』紙は、トッテナムの獲得候補者も紹介している。中盤ではイングランド代表MFコナー・ギャラガー(チェルシー)とベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(エヴァートン)をリストアップ。DFラインにはいずれもフリーで獲得可能な、イングランド人DFロイド・ケリー(ボーンマス)、同トシン・アダラビオヨ(フルアム)の名前が挙がっている。また、ブラジル代表FWハフィーニャ(バルセロナ)、U-21イングランド代表FWサミュエル・イリング・ジュニオール(ユヴェントス)の動向も注視しているようだ。
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By サッカーキング編集部
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