三笘薫所属のブライトンは40年ぶりのFA杯決勝進出ならず… [写真]=Getty Images
ブライトンに所属している日本代表MF三笘薫が、FAカップ準決勝敗退を受けて自身の公式Instagram(@kaoru.m.0520)に心境を綴った。
FAカップ準決勝が23日に行われ、ブライトンはマンチェスター・Uと対戦。“サッカーの聖地”こと『ウェンブリー・スタジアム』で行われた一戦は、両者拮抗した展開となる。マンチェスター・Uの元スペイン代表GKダビド・デ・ヘア、ブライトンの同代表GKロベルト・サンチェスの好セーブも光り、スコアレスのまま90分間、さらには延長戦の30分間が終了した。迎えたPK戦では、両チーム6人が成功して迎えた先攻ブライトンの7人目、イギリス人MFソリー・マーチのキックが無常にもクロスバーの上へ。後攻マンチェスター・Uはスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフがゴール右上に叩き込み、ブライトンは準決勝で涙を飲んでいた。
今やブライトンに欠かせないサイドアタッカーとなった三笘は、この試合も左サイドの2列目でスタメン出場。対峙したイギリス人DFアーロン・ワン・ビッサカに苦しめられながらも、2本のシュートを放つなどマンチェスター・Uのゴールに迫るシーンも作っていた。
試合後、三笘は自身の公式Instagramを更新。英語でブライトンのファン・サポーターに向けて「結果には非常にがっかりしましたが、チームを誇りに思っています。素晴らしいサポートをありがとうございました。再び努力を重ね、リーグ戦に集中します」とメッセージを発した。また、日本語では「応援ありがとうございました。悔しいですが、前を向いてすぐリーグ戦に切り替えます」と綴っている。
ブライトンはクラブにとって40シーズンぶりとなるFAカップ決勝戦進出を逃したが、プレミアリーグでは今後もヨーロッパのカップ戦出場権を懸けた熾烈な争いが続いていく。現在の暫定順位は8位となっているが、消化試合数が2試合多い7位リヴァプールとの勝ち点差はわずか「1」、3試合多い6位アストン・ヴィラとは勝ち点差「2」、同じく3試合多いトッテナムとは勝ち点差「4」となっている。未消化分を白星で終えることができれば、状況次第で来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権も見えてくるだろう。次回のプレミアリーグ第33節は26日に予定されており、ブライトンは敵地でノッティンガム・フォレストと対戦する。
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By サッカーキング編集部
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