スタッツでも圧倒…決勝弾の三笘薫に地元メディアが絶賛「最大の脅威」

　ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫にチーム内最高評価が与えられたようだ。

　三笘は29日に行われたFAカップ4回戦のリヴァプール戦に先発出場。1－1で迎えた90＋2分にFKの流れからペルビス・エストゥピニャンの折り返しを三笘がトラップすると、冷静なコントロールから相手をかわしてゴールへと流し込み、勝ち越しゴールをマーク。2－1での逆転勝利に貢献した。

　再びリヴァプール戦で活躍を見せた三笘は、データサイト『OPTA』によると、今シーズンの公式戦でリヴァプールを相手に10回のドリブル成功数を記録。これはどの選手よりも多い数字となっており、そのうちの半分はイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドから記録したものになっているという。

　また、イギリスメディア『Squawka』ではこの試合の三笘のスタッツも紹介。57回のボールタッチ数で、8回のデュエル勝利数、6回のドリブル成功（この試合最多）、2本のシュートでいずれも枠内、2回のファウル獲得、1回の決定機創出などを記録し、「リヴァプールの守備陣を脅かし、決勝点も挙げた」と伝えている。

　圧巻の活躍を見せてFAカップ5回戦進出に貢献した三笘を地元メディアは絶賛。『Sussex Live』は試合後の選手採点で、同選手をチーム内最高評価となる「9」と採点し、次のように絶賛した。

「印象的な規則性でトレント・アレクサンダー・アーノルドの周りを駆け回り、相変わらずの破壊力を見せた。ブライトンにとって最も脅威の攻撃オプションであり、後半には勝利に値するゴールも決めた。チームメイトがもっとゴール前で冷静であれば、いくつかアシストもついていたかもしれない」

　また、『Sussex Express』でもチーム内最高の「9」と採点され、「なんという勝者だろう。彼のプレーを見るのはいつも楽しい。ドリブル突破が大好きで、再びTAA（アーノルド）に厳しい午後を過ごさせた。（レアンドロ・）トロサールの穴を埋める以上の活躍をだった」と評価した。

　そのほか、イギリスメディア『スカイスポーツ』では最高タイ評価となる「9」と採点。同メディア『BBC』ではチーム最高の平均評価となる「7.87」でプレイヤー・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、直近の公式戦11試合で8得点（6ゴール2アシスト）に絡んでいる三笘には絶賛の声が相次いでいる。