アーセナルがカイセド獲得に向けて2度目のオファーを提示 [写真]=Getty Images
アーセナルがブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド獲得に向け、2度目のオファーを提示した模様だ。28日、イギリス紙『デイリー・メール』が報じている。
アーセナルはエジプト代表MFモハメド・エルネニーが離脱中であり、絶対的主軸のガーナ代表MFトーマス・パルティもFAカップ4回戦のマンチェスター・C戦で負傷の懸念があるなど、戦術の核となる中盤の選手層に不安を抱えている状況。クラブは今冬の移籍市場でカイセド獲得に向けて動いており、移籍金6000万ポンド(約96億円)のオファーを提示したが、これをブライトン側に突き返されていた。
だが同紙によると、1度目のオファーに、アドオン1000万ポンド(約16億円)が加わった合計7000万ポンド(約112億円)にものぼるオファーを再度提出したとのこと。しかしながら、移籍金8000万ポンド(約128億円)を求めるブライトンは、このオファーも拒否する構えであると伝えられている。
なお、同選手は27日に自身のSNSで移籍希望の声明を発表しており、これの影響で現在ブライトンの練習参加を禁じる処分を受けている。29日に開催されるFAカップ4回戦のリヴァプール戦も欠場の見込みだ。
ちなみに、カイセド自身はこの冬の移籍が叶わなかった場合、2023年夏にアーセナルやチェルシーなどのビッグクラブに加入するチャンスを逃すのではないか、という懸念を抱いていることもあって、今市場での移籍を狙っているとも報じられている。
また、アーセナルはウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスを23年夏の“トップターゲット”と位置付けているものの、カイセドの獲得がライスの取引に影響することは無い模様。アーセナルがこの冬にカイセド獲得を検討する理由の1つは、トーマスが負傷したからである、と伝えた。
現在21歳のカイセドは、2021年冬にブライトンへ加入。ベールスホットへの半年ローン移籍を経て、2022年から頭角を現すと、今ではプレミアリーグ屈指の中盤センターとして君臨。今季もプレミアリーグで18試合に出場している。
23年冬の移籍市場もいよいよ最終盤。注目株カイセドの行方はどうなる…?
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By サッカーキング編集部
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