アーセナル戦控えるマンUに痛手…MFカゼミーロが出場停止で欠場に

　マンチェスター・Uに所属するブラジル代表MFカゼミーロが、次節出場停止となることが決定した。18日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　プレミアリーグ第7節延期分が18日に行われ、マンチェスター・Uはクリスタル・パレスと対戦。44分にブルーノ・フェルナンデスのゴールで先制したものの、後半アディショナルタイムに直接FK弾で追いつかれ、1－1のドローに終わった。

　この結果、公式戦の連勝が「9」でストップしたマンチェスター・Uは、暫定3位には浮上したものの、1試合消化試合数の少ない2位マンチェスター・Cとは勝ち点で並ぶことに。さらに、カゼミーロが80分にイエローカードをもらったことで、今季通算5枚目により、次節出場停止となった。

　次節は22日にアウェイで首位アーセナルとの一戦を控えているマンチェスター・Uにとって、カゼミーロの欠場は大きな痛手に。実際に『スカイスポーツ』では同選手の影響力をスタッツで紹介。カゼミーロが出場している16試合では勝率69パーセント、1試合の平均得点「1.7」、1試合の平均失点「0.7」と好成績を残している一方で、欠場した3試合では勝率33パーセント、平均得点「1」、平均失点「2.3」とあまり結果を残すことはできていない。

　カゼミーロが出場停止となったことに試合後、マンチェスター・Uのエリック・テン・ハフ監督は「あれは本能だったと思う。彼はボールを狙ったけど、それを逃してしまった」と振り返りながら、次のように同選手を擁護した。

「あれは明らかだったけど、危険な状況になる可能性のあるところだった。彼は止めないとと思った。それが彼の反応で、非常に明白だった。前回はカゼミーロ抜きでアーセナルに勝ったから、今回も同じことをしなければならない」