9月にA代表デビューした21歳のバジアシーレ [写真]=Getty Images
チェルシーは、モナコに所属するフランス代表DFブノワ・バジアシーレの獲得に迫っているようだ。29日、フランスメディア『Foot Mercato』が報じている。
今冬の移籍市場でセンターバックの獲得を狙うチェルシー。かねてよりターゲットの一人とされていたバジアシーレの獲得に向け、モナコとの交渉がいよいよ最終局面を迎えたようだ。選手サイドもチェルシーへの移籍を望んでおり、移籍金は4000万ユーロ（約56億円）になる見込み。現在、両クラブは移籍の詳細な条件について話し合っており、合意も近いものと見られている。
2001年生まれで現在21歳のバジアシーレは、モナコの下部組織で育った左利きのセンターバック。身長194センチメートルの大柄な体躯を誇り、今季はモナコで公式戦16試合に出場している。また、モナコでの活躍が評価され、今年9月にはフランスのA代表に初招集。UEFAネーションズリーグの2試合でフル出場を果たしている。
なお、チェルシーはすでに今冬、コートジボワール代表FWダヴィド・ダトロ・フォファナの獲得でモルデと合意したことを発表。さらに、ヴァスコ・ダ・ガマのU－20ブラジル代表MFアンドレイ・サントスも移籍に向けロンドン入りしたものと見られており、残すはメディカルチェックと公式発表のみという状況に。バジアシーレの獲得で、早くも今冬3人目の補強を実現させる可能性が高まっている。
By サッカーキング編集部
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