チェルシー加入が決定的になったエンクンク [写真]=Getty Images
ライプツィヒに所属するフランス代表FWクリストファー・エンクンクが、来夏の移籍市場でチェルシーに加入することが決定的になったようだ。17日、フランス紙『レキップ』が伝えている。
チェルシーがエンクンクに関心を寄せていることは今夏の移籍市場から明らかになっており、すでにメディカルチェックも完了し、来夏のチェルシー加入が濃厚になっていることが報じられていた。しかし、FIFAワールドカップカタール2022開幕直前の練習で負傷し、左ひざ外側側副じん帯の断裂と診断され、大会不参加を余儀なくされたこともあり、動向には注目が集まっていた。
それでも、今回の報道によると、負傷の影響はなく、エンクンクは2023年7月からチェルシーに加入することで両クラブは合意したという。また、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏も、書類へのサインがすべて完了したとして、チェルシーがライプツィヒに支払う移籍金は5300万ポンド（約88億円）となることを伝えている。
現在25歳のエンクンクは、パリ・サンジェルマン（PSG）の下部組織出身で、2019年夏にライプツィヒに加入。昨シーズンはブンデスリーガで20ゴール13アシストを記録し、リーグの年間MVPに輝いた。今シーズンもブンデスリーガ第15節終了時点で得点ランキングトップの12ゴールを挙げている。
なお、今年6月にライプツィヒとの契約を2026年6月30日まで延長した同選手には、2023年夏から有効になるとみられる6000万ユーロ（約87億円）の契約解除条項もあるものの、複数クラブによる争奪戦となる前にチェルシーは契約をまとめることに成功したようだ。
By サッカーキング編集部
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