約3年ぶりのプレミア復帰…エメリ監督、ヴィラでの初陣へ意気込み「全員でスタイルを共有し…」

　アストン・ヴィラを率いるウナイ・エメリ監督が、今後の戦いへの意気込みを語った。3日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　先月20日に成績不振に伴いスティーヴン・ジェラード前監督を解任したアストン・ヴィラ。ジェラード前監督体制下でアシスタントコーチを務めていたアーロン・ダンクス氏を暫定指揮官に据えつつ、新監督の招へいに着手し、ビジャレアルの指揮を執っていたエメリ氏の引き抜きに成功した。

　2018年夏から約1シーズン半に渡ってアーセナルを指揮していた経験を持つエメリ監督。今回のアストン・ヴィラ監督就任により、約3年ぶりとなるプレミアリーグ復帰を果たした。エメリ監督は「プレミアリーグはヨーロッパのトップリーグであり、私にとっても大きな挑戦だ」と前置きしつつ、アストン・ヴィラへの入団を決断した理由について次のように語っている。

「アストン・ヴィラは偉大なクラブであり、素晴らしい歴史と堅実なプロジェクトを持ち合わせている。未来を共にし、クラブの目標を達成するためにここへ来た。プレミアリーグのクラブという理由だけで戻ってきたわけではない。適切なクラブ、そして適切なプロジェクトだと感じたからだ」

　現地時間6日には新天地での初陣を控えているエメリ監督。チームの印象について「トレーニングセッションやこれまでの試合で選手たちを見てきたが、エネルギーに溢れ、良い技術を持った選手が揃っている」とコメントしつつ、本拠地『ヴィラ・パーク』での一戦に向けた意気込みを次のように示した。

「私はボールを保持することも好むが、前進できる時はアグレッシブにスペースを攻め、多くのエネルギーを使ってプレーしたいと思っている。チーム全員でスタイルやアイデンティティーを共有し、それを実現していくつもりだ。すべてのサポーターに、私たちの仕事とピッチ上での能力の示し方を誇りに思ってもらいたい。サポーターと共に戦うことを楽しみにしているし、彼らの後押しや雰囲気を感じたいと思っているよ」

　アストン・ヴィラは現地時間6日に開催されるプレミアリーグ第15節でマンチェスター・Uと対戦する。