プレミアでは9位に低迷…A・アーノルド、不振のチームに言及「上手くいっていないのは明らか」

　リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが現在のチーム状況について言及した。30日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

　昨シーズンはカップ戦で2冠（カラバオカップ、FAカップ）を達成し、プレミアリーグとチャンピオンズリーグ（CL）でも好成績を収めたリヴァプール。迎えた今シーズン、CLではグループステージ突破を決めたものの、プレミアリーグではここまで苦戦が続いている。直近2試合は下位に沈むノッティンガム・フォレストとリーズにまさかの連敗。現在は4勝4分4敗・勝ち点「16」の9位に付けており、首位アーセナルとの勝ち点差は「15」となっている。

　8月27日のプレミアリーグ第4節ボーンマス戦（9－0○）や今月12日のCL・グループA第4節レンジャーズ戦（7－1○）では大勝を収め、今月16日のプレミアリーグ第11節ではマンチェスター・Cを撃破。復調の兆しが見られる試合はあるものの、継続性に乏しく、なかなか本調子を取り戻せずにいる現状だ。

　ここまで公式戦17試合に出場しているA・アーノルドは「僕たちは自分たちのことを信じている。自分たちのプレーを信じ、チームを信じ、何を達成できるのかということを信じている。しかし、挫折を味わうと、自分たちを見失ってしまったり、疑ってしまうこともあるんだ」と前置きしつつ、現在のチーム状況について次のように語った。

「チームとして何かが上手くいっていないのは明らかだ。自分たちの思うようにできていない。チーム全員がそれについて考え、対処し、正していく必要がある。特に来週はトッテナムとの対戦が控えている。彼らはトップ4を争うライバルだ。今シーズンの目標を達成するためには、何としても勝ち点を取らなければならない」

　リヴァプールはミッドウィークのCLでナポリと対戦し、現地時間11月6日に敵地でトッテナムと対戦する。