負傷者続出を嘆くコンテ、冬の補強をクラブに提言？　「2〜3人の補強が必要だと…」

　トッテナムのアントニオ・コンテ監督は、敗戦に終わったニューカッスル戦後、負傷者が続出するチームの状況についてコメントした。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　現在プレミアリーグで3位につけるトッテナムは、23日にホームでニューカッスルと対戦。この日はピエール・エミール・ホイビュルク、クリスティアン・ロメロが新たに故障者リストに加わり起用不可能だったトッテナムは、前半に2点のビハインドを背負うと、反撃はハリー・ケインの1得点にとどまり、マンチェスター・U戦に続く連敗を喫した。

　試合後、トッテナムのコンテ監督は、またしても負傷によって主力選手が離脱したことに関し、「この瞬間の唯一の心配事だ。指をクロスし、また負傷者が発生しないように祈っているよ」と口に。苦しい台所事情について心境を語り、クラブに対し新たな補強についての意見を伝えたことも明かした。

「我々は、プレミアリーグやチャンピオンズリーグのような戦いに臨む上で、とても分厚い選手層を持つチームではないんだ」

「状況は分かっているし、クラブには、我慢とともに一歩ずつ進んでいく必要があると話した。我々には2〜3人の補強が必要だと言ったんだ。3日ごとに我々は非常に重要な試合を戦っている。ホイビュルクは毎試合プレーした結果、疲労してケガをしてしまったんだ。それはクリスティアン・ロメロとリチャーリソンも同じだ」

「デヤン・クルセフスキについては、もっと早く戻ってくることを期待していたが、状況は悪くなったので、まだ待たなければいけない。ルーカス・モウラは腱に問題を抱えた状態でシーズンを開始し、今はコンディションを取り戻そうとしているところだ」

「こういった状況をすべて合わせて考えると、この難しい状況では、どうにかやり繰りすることが焦点になると理解しなければいけない。可能な限りベストの状態で11月を迎えたいと思っているよ。何人かの選手にとっては、これが7試合連続のゲームだったんだ」

　果たして冬の移籍市場では、コンテ監督の望む補強が実現することとなるのだろうか。