値千金の決勝弾を記録…クロップがFWヌニェスを称賛「空中での彼はまさに武器」

　リヴァプールのユルゲン・クロップ監督は、ウェストハム戦で決勝ゴールを奪ったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスについてコメントした。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じている。

　プレミアリーグ第12節で、19日にウェストハムをホームに迎えたリヴァプール。試合は22分、コスタス・ツィミカスのクロスにヌニェスが頭で合わせると、正確なヘディングでサイドネットに流し込み先制ゴールを記録。ウェストハムの反撃にあい、終盤は押し込まれる時間帯もあったリヴァプールだが、最終的にヌニェスが奪った1点を守りきって勝ち点3を手にした。

　リヴァプールを率いるクロップ監督は、貴重な決勝ゴール奪った23歳のヌニェスを称賛。57分にベンチへ下げた理由については、「我々は彼らに対して注意深くいなければ。選手たちはみな何か（コンディションの）問題を抱えているからね」と前置きをした上で、得点シーンの難しさと同選手の能力について、このように語った。

「彼にきたチャンスは普通のチャンスではなかった。あれは本当に難しいものだったよ。空中での彼はまさに武器だ。他のチャンスはファビアンスキの素晴らしいセーブにあってしまったがね」

「彼は若い。本当に若いし、何度かハムストリングに若干の違和感を抱えていた。だから早めに変えても問題はない、そういった選択肢が我々にはあるんだ」

「私は彼に、ゴールネットを揺らすことを期待している。彼は並外れた才能の持ち主なんだ。ランニング、スピード、フィジカル、そしてフィニッシュのスキル。彼は本当に良いテクニックを持っているが、時としてそれを生かせないことがある。ときどき焦ってしまうんだ。我々は本当にワクワクしているよ。若いときは成長する時間があるし、成長していかなければいけない」