元マンUのキャリック氏、2部ミドルスブラの新監督就任で合意か

　元イングランド代表MFマイケル・キャリック氏が、チャンピオンシップ（イングランド2部）のミドルスブラの新監督に就任することが決定的となっているようだ。19日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　ミドルスブラは今季のチャンピオンシップでここまで4勝4分7敗で20位と低迷。今月3日にはクリス・ワイルダー前監督を解任し、現在はレオ・ペルコビッチ暫定監督が指揮を執っている。後任監督の招へいに向け、クラブ上層部はキャリック氏との話し合いを希望していることが明らかになっていた。

　そして、今回の報道によると、ミドルスブラはキャリック氏と条件面で合意し、新監督に就任することが決定的になっているという。なお、今後24時間以内に契約を締結する見込みになっており、キャリック氏は22日に行われる第17節のハダースフィールド戦で指揮を執る可能性もあるようだ。

　現在41歳のキャリック氏は、現役時代にウェストハム、トッテナム、マンチェスター・Uなどで活躍。中盤の要としてマンチェスター・Uの黄金期を支えた。

　引退後はマンチェスター・Uでオーレ・グンナー・スールシャール元監督のアシスタントコーチに就任。2021年11月にスールシャール元監督が解任されると、ラルフ・ラングニック暫定監督就任までの間、チームを率いた。ビジャレアル、チェルシー、アーセナルと対戦した3試合で2勝1分の好成績を収めたが、昨年12月にマンチェスター・Uを退団。以降はフリーとなっていたが、初の正指揮官としてミドルズブラを率いることになりそうだ。