アーセナル、若手3選手との契約延長交渉が進行中…クラブ側は新契約締結に自信か

　アーセナルが若手3選手との新契約締結に向けて交渉を進めているようだ。18日、イギリスメディア『アスレティック』が伝えている。

　今シーズンのプレミアリーグで開幕からここまで9勝1敗と好調を維持しているアーセナル。ここ数年プレミアの覇権を争っていたマンチェスター・Cとリヴァプールの”2強”を抑えてリーグ首位に付けており、7シーズンぶりのチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に向けても順調な滑り出しを見せている。

　そんなアーセナルを支えているのが才能豊かな若手選手たちだ。現在のスカッドは25歳以下の選手が多数を占めており、直近で行われたプレミアリーグ第11節リーズ戦のスタメン11人の中で25歳以上の選手は、スイス代表MFグラニト・ジャカ（30歳）、ガーナ代表MFトーマス・パルティ（29歳）、ブラジル代表FWガブリエウ・ジェズス（25歳）の3人のみとなっている。

　若手選手の活躍で勢いに乗っているアーセナル。報道によると、現在3人の若手選手との契約延長に向けた交渉が進行中だという。名前が挙がっているのはイングランド代表FWブカヨ・サカ、フランス代表DFウィリアン・サリバ、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリの3選手。3選手とも現行契約の期限は2024年6月末まで（サリバとマルティネッリは1年間の延長オプション付き）となっているが、クラブ側はさらなる契約延長を希望しているという。

　クラブ側は3選手のこれまでの活躍を高く評価しており、給与を含め条件面の大幅な改善も検討しているという。仮に3選手の給与を改善した場合、チーム全体の人件費総額の調整が必要になるとの指摘もされているが、クラブ側は契約延長に自信をのぞかせているという。なお、選手側も契約延長を前向きに検討しているという。

　躍動感あふれるパフォーマンスで好調アーセナルを支えているサカ、サリバ、マルティネッリ。ファン・サポーターは早期の新契約締結を待ち望んでいることだろう。