アーセナルOBライト氏、存在感を放つMFジャカを称賛「威厳と自信を持ってプレーしている」

　アーセナルのOBで元イングランド代表FWのイアン・ライト氏が、同クラブ所属のスイス代表MFグラニト・ジャカを称賛した。19日、イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。

　プレミアリーグで開幕からここまで6勝1敗と好調を維持しているアーセナル。中盤の主軸として活躍しているジャカはリーグ戦7試合すべてにスタメン出場。また、昨シーズンまでと比較し、よりゴールに近い位置でプレーするシーンが増加し、ここまでですでに1ゴール3アシストを記録している。現地時間18日に行われたプレミアリーグ第8節ブレントフォード戦でも、絶妙なクロスでガブリエウ・ジェズスの追加点をアシストし、チームの勝利に貢献した。

　好調のチームで存在感を放っているジャカについてライト氏は、「グラニト・ジャカはスイス代表で見せているプレーをようやくアーセナルでも見せてくれるようになった。彼は自分に合ったポジションを得て、今までよりも攻撃的にプレーしている。今は威厳と自信を持ってプレーしているね」とコメント。さらに次のように称賛の言葉を続けた。

「最近の彼はスペースを見つけられるようになったし、相手にとって非常に危険なプレーができるようにもなった。私が思うに、彼はプレミアリーグにおいて最高の左足を持つ選手の一人だろう。ブレントフォード戦でのG・ジェズスへのクロスは素晴らしかった」

「守備的な役割を担うこともできるね。後方に下がって相手の前進を食い止めることができる。あと、オフ・ザ・ボールの動き出しでもチームのテンポを作っていると思う。私は彼を激しく批判していた一人なので、今の彼のパフォーマンスを見ると本当に嬉しいよ。今はベストなグラニト・ジャカを見れているね」
　
　加入7シーズン目にして”ベスト”パフォーマンスを見せ、チームを牽引しているジャカ。今後の活躍にも注目だ。