CL初戦は4失点で大敗…クロップ監督「一から作り直さないといけない」

　リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、ナポリ戦を振り返った。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

　チャンピオンズリーグ（CL）・グループステージ第1節が7日に行われ、リヴァプールはアウェイでナポリと対戦。5分にPKから先制点を許すなど前半に3失点を喫すると、後半開始早々にも失点。49分にルイス・ディアスのゴールで1点を返したものの、反撃はここまで。1－4で敗れ、黒星スタートとなった。

　今シーズンのリヴァプールはプレミアリーグでは6試合で2勝3分け1敗で7位となっている上に、CL初戦で完敗を喫したことでチームの状態には心配の声も上がっている。クロップ監督は試合後、イギリスメディア『BT Sport』で「受け入れることは本当に難しいが、説明するのはそれほど難しくはない」と語り、次のように試合を振り返った。

「第一に、ナポリは本当にいいプレーをしたが、我々はそうではなかった。それが負けた最初の理由だ。2つのPKを与えたことは少し不運だった。でも、次の2つをゴールを許したことで彼らの思い通りにさせてしまった。それは良くないことだし、最初の場面でも最後の場面でももう少しいい守備をするべきだった」

「我々は守備も攻撃もコンパクトではなかった。アリソンがゴールにいながら、（前半で）3失点を喫することは本当に良くないことだ。ピッチを見ていてわかった通り、我々はチームとして働くことができていない。それが試合に負けた理由だ」

　次戦は10日にプレミアリーグ第7節でウルヴァーハンプトン（ウルヴス）と対戦するリヴァプール。同試合を前にクロップ監督は「我々は一から作り直さなければならない」とチームを再構築する必要があることを強調した。

「すべての試合ではないが、多くのことが欠けてしまっている。面白いことはそれをプレミアリーグとチャンピオンズリーグのシーズンの途中で行わなければならないということだ。ほとんどすべてのことにおいて我々はより良いものを作り上げる必要がある」

「我々は3日後にウルヴスと対戦しなければならない。もし、ウルヴスが今夜の試合を見たら、笑いが止まらなくなるだろうし、完璧なタイミングだと言うだろうね」