エヴァートンMFアンドレ・ゴメス、リールにレンタル移籍「経験を活かし、チームに貢献したい」

　リーグ・アンのリールは9月1日、エヴァートンからポルトガル人MFアンドレ・ゴメスをレンタルで獲得したことを発表した。

　レンタル移籍の期間は2022－23シーズン終了までの約1年間となっている。

　現在29歳のA・ゴメスは足元のテクニックに優れたセントラルMF。母国のポルトやボアヴィスタ、ベンフィカの下部組織で育ち、2012年にベンフィカのトップチームでプロデビューを果たした。その後、バレンシアでのプレーを経て2016年夏にバルセロナに加入。在籍した2シーズンで公式戦78試合出場3ゴール4アシストと一定の成績を残すも、同クラブで確固たる地位を確立することはできず。2018年夏にエヴァートンにレンタル移籍で加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。

　エヴァートンでは度重なるケガの影響もあり、今季を含めた在籍5シーズンで公式戦100試合の出場にとどまっている。今季はここまで一度もピッチに立てていない。

　なお、2014年9月にデビューを果たしたポルトガル代表ではこれまで公式戦29試合に出場。同代表のEURO2016制覇にも貢献した。

　リール加入が決定したA・ゴメスは、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「LOSC（リール）に加入し、野心的なプロジェクトに参加できることをとても嬉しく思っている。僕のこれまでの経験を活かし、クオリティの高いこのチームに貢献したい。クラブの会長とパウロ・フォンセカ監督に説得され、プロジェクトへの参加を決断した。一日も早くチームの一員となり、一緒に素晴らしいシーズンを過ごしたいと思っている」