アーセナル、ドウグラス・ルイス獲得に動く…約32億円のオファーを準備か

　アーセナルがアストン・ヴィラ所属のブラジル代表MFドウグラス・ルイスの獲得を狙っているようだ。9月1日、『アスレティック』や『スカイスポーツ』などイギリスの複数メディアが伝えている。

　ガーナ代表MFトーマス・パルティやエジプト代表MFモハメド・エルネニーら中盤の選手の負傷離脱が相次いでいるアーセナル。移籍市場閉幕を目前に控えたこのタイミングで、中盤の補強に動く可能性があるようだ。

　報道によると、アーセナルはドウグラス・ルイスをターゲットに据えており、現在アストン・ヴィラとの交渉を行っているという。『スカイスポーツ』によると、アーセナルは同選手の獲得のために2000万ポンド（約32億円）のオファーを提示する準備があるようだ。アストン・ヴィラ側に同選手を売却する意思はないため、移籍市場閉幕までに交渉が成立するかどうかは不透明だとされている。

　なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルはすでにドウグラス・ルイス本人と個人的な条件で合意に達する準備があるという。また、選手本人も移籍を前向きに検討しているようだ。

　現在24歳のドウグラス・ルイスは、母国のヴァスコ・ダ・ガマやスペインのジローナ、マンチェスター・Cを経て、2019年7月にアストン・ヴィラに加入。同クラブでは中盤の主軸に定着し、ここまで公式戦115試合に出場し6得点8アシストを記録している。現地時間31日に行われたプレミアリーグ第5節アーセナル戦では、途中出場から一時同点となるゴールを記録した。

　今夏の移籍市場ではブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスやウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコなど、即戦力を多く獲得したアーセナル。移籍市場最終日にドウグラス・ルイスを獲得することになるのだろうか。