一部では移籍の噂も…ケパ＆チャロバー、今夏のチェルシー残留が濃厚か

チェルシー所属の（左）ケパ・アリサバラガと（右）トレヴォ・チャロバー [写真]=Getty Images

　チェルシー所属のスペイン代表GKケパ・アリサバラガとイングランド人DFトレヴォ・チャロバーは、今夏クラブに残留する可能性が高いようだ。28日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

　トップチームでの出場機会の少なさから今夏のチェルシー退団も噂されていたケパとT・チャロバー。両選手ともに様々なクラブからの関心が明らかになっていたが、報道によるとチェルシーは両選手に対し、今夏のクラブへの残留を要請したようだ。

　セネガル代表GKエドゥアール・メンディの加入以降、控えGKに降格し、十分な出場機会を得られていないケパ。GKの補強を目指すナポリがレンタルでの獲得を狙っていることが明らかになっていたが、現在交渉は難航している模様。また、チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督が、同選手をチームの重要な戦力として位置付けており、放出を望んでいないことから今夏の残留が濃厚になったようだ。

　ミランやインテル、ライプツィヒなどからの関心が明らかになっていたT・チャロバーも残留が決定的になった模様。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーは上記3クラブとT・チャロバーのレンタル移籍に向けた話し合いを行っていたものの、クラブ内での協議の結果、同選手をクラブに残留させることを決定したという。

　残留の可能性が高まったと報じられた両選手だが、チェルシーでの十分な出場機会は確約されていないと『デイリーメール』は指摘。とりわけT・チャロバーは、チェルシーがレスター所属のU－21フランス代表DFウェズレイ・フォファナを獲得した場合、チーム内での序列がさらに低下する可能性が高いと見られている。