フルアム加入が決まったレノ [写真]=Getty Images
フルアムは8月2日、アーセナルからドイツ代表GKベルント・レノを獲得したことを発表した。
契約期間は2025年6月末までの3年間で、1年の契約延長オプションが付帯しているという。また、イギリスメディア『BBC』によると、移籍金の総額は800万ポンド(約13億円)程度だとされている。
現在30歳のレノはシュトゥットガルトの下部組織出身。2011年8月にレヴァークーゼンにレンタル移籍すると、当時19歳で守護神の座を勝ち取り、半年後に完全移籍を果たした。その後、2018年にはアーセナルに加入。絶対的な守護神として君臨し、同クラブでは公式戦通算125試合に出場した。2021-22シーズンはイングランド代表GKアーロン・ラムズデールが加入した影響で、公式戦出場は8試合にとどまっていた。アーセナルが今夏の移籍市場でアメリカ代表GKマット・ターナーを獲得したこともあり、去就には注目が集まっていた。
フルアム加入が決定したレノは、クラブ公式サイトを通じて次のようなコメントを発表している。
「ようやくここに来ることができてとても嬉しく思っているよ。チームに合流するのが待ちきれない。すべてが完了して安心している。ここに来られてただただ嬉しい。少し時間はかかったけど、最終的には成功したし、それが一番重要なことだ」
また、フルアムのクラブ幹部トニー・カーン氏も次のようなコメントを発表している。
「ベルント・レノは、この移籍市場を通して、我々が追い求めてきたGKだ。移籍合意に達し、彼がフルアムに加入したことに我々は非常に興奮している。彼は最高レベルでプレーしており、経験とリーダーシップを我々のチームにもたらすだろう。彼はマルコ(・シウバ監督)のチームにとって素晴らしい存在となるだろう。Come on Fulham!」
プレミアリーグでの実績も豊富なレノ。新天地での活躍にも期待がかかる。
By サッカーキング編集部
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